新年のご挨拶
横浜市トライアスロン協会 会長 花上喜代志
平素から横浜市トライアスロン協会の活動にご理解ご協力いただき、ありがとうございます。2006年に産声をあげた当協会はおかげさまで設立16年目を迎えました。
山下公園前を舞台にした世界トライアスロンシリーズ横浜大会ですが、昨年はコロナ禍で開催されました。徹底した感染予防策を講じ、選手やスタッフには不自由を強いることになりましたが、クラスター等は発生させず成功裏に大会は終了しました。
今年は12回目の開催となりますが、エリートの部が5月14日に、エイジの部が翌日の15日に開催の予定で準備を進めています。山下公園前を泳ぎ、横浜三塔(県庁、横浜税関、開港記念会館)をバイクとランニングで巡るコースレイアウトです。
昨年夏に開催されたTOKYO2020オリンピックおよびパラリンピックでの日本人トライアスロン選手の活躍には、目を見張るものがありました。特にパラトライアスロンで宇田選手が銀メダル、米岡選手+椿ガイドが銅メダルを獲得しましたが、日本のパラトライアスロンは2012年の世界トライアスロンシリーズ横浜大会から始まった事をご存知でしょうか?その当時は手本になるものがなく、正に手探り状態での運営でしたが、大会運営技術の改善を積み重ね、選手の育成と強化を並行して進められたことが、メダル獲得に結び付いたといっても過言ではありません。
また、トライアスロンを始めたいが海での水泳経験がなく、不安だ。ウェットスーツはどう着たらよいのかわからないなどの声をトライアスロン初心者会員から沢山受け、金沢八景の海の公園を会場にしたオーシャンスイムセミナーを始めて今年で9年になります。 毎年10回程度開催し、毎回20~30人の方々にオーシャンスイムの手解きを実施しています。今年も継続開催して参ります。
さらに、じっくりとトライアスロンを学んでみたいという会員の要望に応えるため、1泊2日の合宿も行っております。コロナ禍の影響で2年間開催を見合わせましたが、今年は秋口に開催の予定です。
トライアスロンビギナーを対象にした横浜シーサイドトライアスロン大会も2年間中止になりましたが、今年は秋口開催を予定しております。(セミナー等の募集ご案内は協会ホームページに掲載します。)
今年も横浜市および横浜市スポーツ協会との連携を深め、「誰でも楽しめるトライアスロン」、「いつでもやれるトライアスロン」の普及に尽力していくつもりです。
本年も大会やセミナーで皆様にお会いできるのを楽しみにしております。