青空がまぶしい秋晴れとなった10月13日、東扇島東公園かわさきの浜において、川崎市トライアスロン協会主催「2024東扇島アクアスロンチャレンジ」を開催しました。まず開会式で、参加者とスタッフの顔合わせと挨拶。そして9時、不安の多い海で安全に楽しく泳ぐためのスイム講習会を1時間行ないました。休憩をはさみ、10時からカテゴリー毎のアクアスロンチャレンジをスタート。昨年を倍増する約30名の参加者の皆さんに、スイムとランを連続する競技へのチャレンジを楽しんでいただきました。正午を過ぎた閉会式まで、始終和気あいあいとしたフレンドリーなムードで、充実した一日となりました。
●丹三枝子講師 コメント(一般担当)
「天候にも恵まれ、楽しいスイム講習会となりました。レースを想定してウェットスーツを着ての準備体操から、徐々に体を慣れさせていく入水の仕方や潮の流れの確認など、スタートまでの準備の確認を入念に行ないました。ブイの見方、回り方、ヘッドアップ練習などを経て、最後は15分泳を行ないました。リピート参加の方も多くいらして、海での恐怖感がとれてきた方など、皆さん上達を感じていただき嬉しい限りです」
●柳井賢太講師 コメント(キッズ担当)
「昨年、寒さで震えている子どもたちが多くいたとのことで、今回は極力止まっている時間を少なく、遊びの要素を織り交ぜながら実施しました。また、スイムコース・トランジションエリア・ランコースまでの導線なども一緒に確認して、アクアスロンチャレンジへの不安を少しでも拭い、スタートラインに立ってもらいました。セッションを通して、アクアスロンチャレンジを楽しんでもらえていたら嬉しい限りです」
●三井はるみ審判長 コメント
「お天気に恵まれ、絶好のスポーツ日和での開催になりました。練習会に続いたレース方式のアクアスロンでは、レースでよくあるトラブルについて説明しました。周回数不足、ウェットスーツ脱着後のアンクルバンド装着忘れ、またトライアスロン大会で、バイクラックにウェットスーツを干すのは違反であることも付け加え、各自の目標に応じた説明を心がけました。今年は選手の体調と待ち時間に応じてスタート時間を調整しての実施になりましたが、選手の皆さんが快く協力してくれたことに心から感謝します。これからもチャレンジしていただけたら、この上なく喜ばしいです」
●松村一彦実行委員長 コメント
「昨年より参加者が倍増、天候にも恵まれ、川崎市市制100周年にふさわしいイベントになりました。キッズカテゴリーでのフィニッシュ前のデッドヒート、距離の長いカテゴリでの20名の一斉スタートなど、大いに盛り上がりました。本イベントの良さは、参加者同士、参加者とスタッフの距離の近さです。普段聞けない話が聞けたり、お互いにエールを送り合ったり。フレンドリーな空気の中で、各々が自身の目標や課題に取り組んでいただけたら嬉しい限りです。来年は、さらに多くの方にご参加いただきたいと思います。一方で、運営方法も人数に応じた対応が必要と感じています。本イベントが進化を続けられるよう取り組んでいきたいと思います」
●アクアスロンチャレンジ参加者内訳
カテゴリーA:小学生:スイム100m(100m×1)、ラン1km(1km×1)6名
カテゴリーB:一般:スイム300m(100m×3)、ラン3km(1km×3)3名
カテゴリーC:一般:スイム500m(100m×5)、ラン5km(1km×5)19名
※公式リザルトは、参加された皆さんに送付しました。
主催:川崎市トライアスロン協会
協力:一般社団法人神奈川県トライアスロン連合、横浜市トライアスロン協会、川崎みなと祭り実行委員会