汗ばむ好天に恵まれた5月26日、等々力陸上競技場にて「トライアスロンランニング練習会」を開催しました。
前半は「効率的に走る」ための準備として、陸上競技場裏のスペースでストレッチとドリル。真っ直ぐ立つ、そして重心を移動する。フラットに真っ直ぐ飛ぶ、そして飛びながら重心を移動する。接地する足は、重心の真下に下ろす。簡単なようで難しいこれらのランニングドリルを約1時間。水分補給と休憩をはさみ、後半は補助競技場に移動。ウォームアップとしてトラックを2周した後、再び複数メニューのドリルで「効率的に走る」ための動きを身体にインプット。最後に、ドリルで学んだ動きを意識してインターバルを10分走っていただきました。
まだ暑さに慣れていない季節、集中して練習メニューをこなした皆さんの表情からは、充実感と今後の大会参加に向けた熱意が感じとれました。おつかれさまでした。トライアスロンシーズン真っただ中、来月6月から始まる「スイム練習会」にもぜひお越しください。
●小島靖弘講師より
「天候にも恵まれ、心地よい練習会ができました。今回はランニングの効率性を高めるための意識やドリルを通じて、普段のご自身のランニング動作からの改善をメインに置いた練習を行いました。普段あまり意識しない “立つ姿勢” や “歩くこと” など、“走ること” 以外にも目を向けることで、走り方は変わっていきます。
ランニングドリルでは、接地位置の改善や体幹部分・股関節周りの効果的な使い方など、少しずつ理解いただけたと思います。まずは正しい動きを、ゆっくり繰り返し行うことで身体に学習させる。そこから、よりよい動きが身に付き、徐々に速くしても動作を正確に行えるようになります。トライアスロンのランパートは、競技の特性上、ラン単体よりも効率性を求められます。少しでもランニングエコノミーが向上し、ランパートで練習の成果が発揮できるよう期待しています」
●記録
日時:2024年5月26日(日)9:00~11:40
場所:等々力陸上競技場(補助競技場)
天気:晴
参加:9名(男8名、女1名)
講師・理事・スタッフ:4名
講師:小島靖弘(日本スポーツ協会トライアスロンコーチ/日本ホリスティック協会認定フィジカルトレーナー/クロストライアスロン日本代表/マウンテンバイク協会公認インストラクター)
内容:姿勢づくり、ランニングドリル(重心移動、腕ふりと接地のタイミングなど)、インターバルトレーニング