一般社団法人神奈川県トライアスロン連合の沿革
1974年にアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ市で行われた「ミッションベイ・トライアスロン」が初めてのトライアスロン大会といわれています。その後「アイアンマン・ハワイ大会」が1978年に総合距離約226kmという距離で開催されました。
1981年、日本で初めてのトライアスロン競技会「全日本皆生トライアスロン大会」が開催されました。1985年には、「全日本トライアスロン宮古島大会」「アイアンマン・ジャパンinびわ湖」「天草国際トライアスロン大会」などの大会が開催され、1980年代後半には一気に日本国内のトライアスロン大会数は増加しました。
神奈川県でも1987年に神奈川県トライアスロン協会が創立し、同年日産カップ神奈川トライアスロン大会(日産自動車追浜工場)と日米親善トライアスロン大会(在日米陸軍相模総合補給廠)が開催されました。
1994年には、それまでの日本トライアスロン協会と日本トライアスロン連盟が大同団結し、日本トライアスロン連合(JTU)が発足。同年、ITUワールドカップ大阪ウォーターフロント大会が開催されました。1995年にITUワールドカップ蒲郡大会、1996年にITUワールドカップ石垣島大会が開催され、同年、神奈川県トライアスロン協会は、神奈川県トライアスロン連合(KTU)に改称しました。
2000年の「オリンピック・シドニー大会」で、トライアスロンは正式競技に採用されました。引き続き2004年のアテネ大会、2008年の北京大会、2012年ロンドン大会、2016年リオデジャネイロ大会と開催され、2020年の東京オリンピックでも開催が決定しています。
神奈川県でも、2006年に大磯ロングビーチファミリートライアスロン大会、2008年には川崎港トライアスロンin東扇島大会、2009年には横浜国際トライアスロン、2010年には八景島横浜シーサイドトライアスロン大会、2011年にはカーフマン東扇島大会、2013年にはビギナーズトライアスロンin日産スタジアム大会が開催され、現在では県内で7大会が開催されるまでになりました。
また2016年から国民体育大会で正式競技として採用され、希望郷岩手国体で第1回が開催されています。
このようにトライアスロンは、誕生してから今日まで多くの愛好家たちに支えられ、有力なトップ選手を生み出し、キッズ・ジュニアの選手から高齢者まで、参加する選手の年齢層の広さから生涯スポーツとしても注目されています。
そのなか神奈川県トライアスロン連合は、2018年4月1日より一般社団法人を取得し、それまでの任意団体から法人格をもったスポーツ団体に生まれ変わりました。これにより、これまで以上にトライアスロンの普及と発展に寄与できる基盤ができました。
日本全国で、30万人を超えるトライアスロン愛好者が存在するなか、さらに多くの方々の一般社団法人神奈川県トライアスロン連合(KnTU)へのご参加とご援助を願っております。